【SVシーズン10 最終305位(R2002)】グレイシア+ガブカミラオス

初めまして、きゆと申します。

今回SVシーズン10(レギュレーションD + DLC技 オーガポン ともっこ 一部木の実が解禁)環境でグレイシアと一緒にレート2000を達成することが出来たので、備忘録の為に記事を書いていきます。

 

目次

 

結果

TNすずめ 100勝64敗 最終305位(レート2002)

 

使用構築

画像

 

構築経緯

採用順

 

①グレイシアは可愛いのでPTに入れました。

 

②私がSVシーズン1以降ランクマッチを殆どしておらず、強い人にサイクルで勝てる気がしなかった為、幅広い並びに出来るだけ固定な選出が可能な初手テラス枠+中継ぎ枠+詰め枠の対面構築を考えることにしました。

 

初手テラス枠を考えていた際、

初手のポケモンS上昇技で処理すると、2体目に相手にブーストエナジー枠or物理先制技を強要させやすい点に着目しました。相手の立ち回りを見えやすくすることで安定した立ち回りを取れると考え、S上昇技を持ったポケモンとして一番強そうなスケイルショットガブリアスを初手枠として採用しました。

 

ガブリアスが対面処理後にブーストエナジー組(ハバタクカミ、テツノツツミ)、カイリューの神速やパオジアンの不意打ちなどで処理されます。(処理されない場合ガブリアスが荒らして勝ちなのでそれはそれで〇)

その後、死に出しからテラス無しでも有利な展開に持ち込める2体目以降のポケモンを探していました。

探すに辺り構築記事を読んでいた際、SVシーズン9最終77位のオアさんの構築を拝見しました。(無断転載な為問題あり次第削除します)

 

SVシングルシーズン9使用構築 雨音ガブカミドゲザ【最高最終2099 最終77位】 - ちえなみにっき (hatenablog.com)

 

 

上記記事のポケモンがブーストエナジー組と物理勢を容易に切り返すことが出来ると思い、

・BS甘えるハバタクカミを中継ぎ枠

・チョッキドドゲザンを詰め枠

として採用しました。

 

ガブリアス以外が炎オーガポンに弱かった為、詰め筋にスカーフ枠も採用することを検討しました。その結果、ツタ棍棒に対して一回は後出しを行えて、現在の4体で重いディンルー初手に対して圧力をかけられる連撃ウーラオスを採用しました。

 

⑤上記4体()でスタンパに対してはある程度戦える様になりました。

現在の並びで対応が難しい、純正受けループ、ヘイラッシャ+ヒスイヌメルゴンに強く、ガブリアスと偶発対面が発生すると択になる水ウーラオスの初手を抑制できるポケモンがいないか探した結果、カイリューが一番適任だと思い採用しました。

 

⑥詰め筋のチョッキドドゲザンが、最も対面するイダイトウにはチョッキを生かせない、詰めの段階でカイリューが居るとギロチンマシーンになることが多々あり、私にも相手もメリットにならず悲しくなってしまうという2点で問題だと考えました。

そこで、ハバタクカミやテツノツツミに対する性能は維持しつつ、火力補助やサイクルも可能なオボンの実ドドゲザンに変更しました。

 

また、グレイシア以外の5体だとランドロス+ウーラオス+ヒードランの有限サイクル、ドヒドイデ+チオンジェン、モロバレル入りが面倒だと感じていました。

そこで、グレイシアの型を、上記の並びに対して強く出る事が出来る瞑想身代わり型で採用し、構築が完成しました。

 

+or

補完

 

個体紹介



グレイシア@気合の襷

性格:控え目

特性:アイスボディ

テラスタイプ:地面

実数値(努力値):H155(116)-×-B130-C200(252+)-D115-S103(140)

C: H252ウーラオスフリーズドライで75%の乱数1発(目安)

S: 12振りカイリュー抜き

HB:特化水ウーラオスの水テラス水流連打を96%で耐える

 :陽気水ウーラオスの水流連打+アクアジェットを確定耐え(特化ウーラオスは乱数)

技:フリーズドライ/テラバースト/瞑想/身代わり

相棒枠です。主に水ウーラオス+ランドロス+ヒードランの様な有限サイクル、チオンジェン入りやキョジオーン入りを崩す枠として採用しています。有限サイクルと毒菱パには先発、崩し枠として選出する際は後発に選出していました。

グレイシアが役割対象のサイクル構築にはウーラオスが同居しているのでウーラオスに対して合法的に突っ張ることが出来る気合の襷を持たせています。

地面テラスタルは、不利対面はボルトチェンジで逃げるロトムサンダーボルトロスを逃がさずに致命傷を与えられること、毒テラスチオンジェンやヒードランに対する打点を確保できること、塩漬けのダメージを抑えて身代わりを残せることを評価して採用しました。

1900帯以降でチオンジェン入りのサイクルと沢山マッチングした際に、活躍してくれて嬉しかったです…!

 

ガブリアスイカサマダイス

性格:意地っ張り

特性:さめはだ

テラスタイプ:鋼

実数値(努力値):H189(44)-A198(236+)-B128(100)-×-D106(4)-S138(124)

A: H252ウーラオススケイルショット8回で98%で落とせる

S: 1加速で136族抜き

HB:陽気炎オーガポンの+1じゃれつくを14/16で耐え

 意地パオジアンの半減氷柱落とし+B-1時不意打ちのダメージが164~194(有利乱数で耐える)

HD:4振りハバタクカミのムーンフォースを非テラスで耐える(目安)

技:地震/スケイルショット/アイアンヘッド/剣の舞

 

構築の軸です。基本初手に投げます。

相手の攻撃を複数回受ける回数が多かったため、ASぶっぱではなく耐久に寄せています。

テラスタイプは初手のブーストエナジーハバタクカミをアイアンヘッドで縛れる点と、氷技への耐性を得られることを意識した鋼テラスタルです。

 

相手より遅い場合はスケイルショット×2で対面処理を行い

相手より早い場合は剣舞+スケイルショットor地震で処理しつつSを上げる立ち回りをしていました。

 

ハバタクカミ@ブーストエナジー

性格:臆病

特性:こだいかっせい

テラスタイプ:炎

実数値(努力値):H131(4)-×-B107(252)-C155-D155-S205(252+)

カイリュー地震エナジーハバタクカミミラー意識でBSに振り切り

イカサマ意識でA個体値低め(個体値0は持ってないので甘えてます)

技:ムーンフォース/甘える/痛み分け/瞑想

 

中継ぎ役です。基本死に出し、又はカイリューに後投げからテラスタルを誘導します。

テラスタイプは炎オーガポン意識で炎。炎オーガポンに対してテラスタルがある場合は楽ですが、ない場合はハバタクカミの甘える+ウーラオスに引く(ドドゲザンの場合は不意打ち圏内に入れる)ことで何とかしていました。(時々ツタ棍棒が急所に当たり飛んでいくのはご愛嬌)

瞑想はテラスグレイシアが鋼タイプを処理すると圧倒的な制圧力を誇ることと、電磁波ハバタクカミに対して最も圧力のかかる技だと思い採用しています。

 

ドドゲザン@オボンの実

性格:意地っ張り

特性:まけんき(甘えるハバタクカミ意識)

テラスタイプ:炎

実数値(努力値):H207(252)-A187(116+)-B140-×-D123(140)-S70

HD:臆病252振りテツノツツミのハイドロポンプを93%で2耐え(オボン含まない)

   :臆病252振りハバタクカミのムーンフォースを93%で2耐え(オボン含まない)

A:余り

技:ドゲザン/アイアンヘッド/ステルスロック/不意打ち

詰め筋①です。

周りの削りもあるとオーガポンに対して負けないことがかなり強かったです。

テラスタイプはハバタクカミとオーガポン意識で炎テラスタル

テツノツツミ、イダイトウを唯一止められるポケモンなのでこの2体がいるならばよほど刺さっていない限りは選出します。

対小さくなるバトンに対して滅法強く、1回当たりましたがかなりストレスフリーに勝つことが出来ました。

ハバタクカミのムーンフォースを唯一後出しで受けられるポケモンなのでランドラオスカミの様な並びにも後発で選出していました。

チョッキではないのでメガネハバタクカミは受かりません(1敗)

 

ウーラオス@拘りスカーフ

性格:意地っ張り

特性:ふかしのこぶし

テラスタイプ:水

実数値(努力値):H175-A200(252+)-B100-×-D81(4)-S149(252)

AS振り切り 余りDに振ってありました。意図は不明

技:水流連打/アクアジェット/インファイト/アイススピナー

詰め筋②です。スカーフ型では珍しい準速ASで採用しました。

耐久が足りず負けた試合があれば耐久に振る予定だったのですが、耐久が無く負けに直結する試合が無かったためASで使用し続けました。

言わずもがなカイリューエナジーカミ以外にはかなりの制圧力がありました。またカイリューガブリアスとハバタクカミとの対面でテラスタルを誘導できるため、相手の構築にカイリューがいても遠慮なく選出することが出来ました。

水テラス水流連打で全て一掃できる試合が多くありとても楽しかったです。

 

カイリュー@ゴツゴツメット

性格:図太い

特性:マルチスケイル

テラスタイプ:フェアリー

実数値(努力値):H197(244)-×-B149(164+)-×-D120-S113(100)

S:最速ガチグマ抜き

HB:余り

(どこかの構築記事にあったカイリューを参考にした気がします)

技:流星群/炎の渦/アンコール/羽休め

補完枠です。

グレイシアでも崩せない純正受けループ、ヘイラッシャ+ヒスイヌメルゴンを崩す枠であり、構築で初手に投げられると択になるウーラオスに対して強烈な圧をかけられる枠として採用しました。

ガブリアスがどうしても安定しなかった為、どの様に対策すればよいか考えた際に、フェアリーテラスタル+アンコール型カイリューに私のガブリアスがボコボコにされたことを思い出し同様にフェアリーテラス+アンコール型にしました。

崩しなので炎の渦+アンコール+羽休めは確定で、メインウェポンの流星群はヘイラッシャやウーラオスに対してサイクルを出来る限り回させない点が強力だと感じたからです。

カイリューのポテンシャルを生かして、補完枠以上の活躍もしてくれました。

 

選出

スタンパ相手炎or岩から6体)

テツノツツミがいない→

テツノツツミがいる→

 

テツノツツミ+炎オーガポンの並び以外は楽に対処できました。

 

対サイクル

の様なタイプ受けのサイクル、の様な数値受けのサイクル、純正受けループetc...)

 

タイプ受けサイクル→+1体

数値受けサイクル→+1体

 

純正受けループ→+or

 

その他

露骨な毒菱パ→+2

毒菱始動要因をグレイシアの身代わりで起点にする

露骨なバトンパ→起点作成枠を阻害できる枠()++1

 

おわりに

グレイシア入りでレート2000という私にとっては大きな目標を達成できて素直に嬉しいです。

気分屋なので来季もランクマッチを頑張るか分かりませんが、今はこの結果を素直に喜ぼうと思います。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

 

p.s.ピクニックの写真