【シーズン13 最終480位(R1966)】グレイシアと月

初めましての方は初めまして、それ以外の方はいつもありがとうございます。きゆと申します。

今回はシーズン13で使用していた構築を備忘録として書きます。

 

 

結果

構築

 

構築経緯

私が作った構築だと5桁を彷徨っていたため、今期も強者の構築記事をベースに組むこととした。

今期は推しポケのグレイシアの他にも、今期の麻痺環境を加味して状態異常を拒否しつつ詰められる身代わりトドロクツキを積みエースとして使ってみたい気持ちがありました。そこで、トドロクツキ入りの構築記事を探してみたところ、S12最終38位のちたつさんの構築が楽しそうだった為、ガチグマの枠をグレイシアに変更し、適宜努力値振りを調整しながら使用していました。

 

参考元です 問題があれば削除しま

 『【シーズン12使用構築】頑固一徹シッポツキ【最終38位 レート2109】』 - ぽくわとちたつ 

 

ポケモンの紹介

※原案通りのポケモンは簡潔に書きます。

 

①グレイシア

調整意図

S:遅いランドロス意識で準速

C:ステルスロック込みでH252振りウーラオスフリーズドライで落ちる、テツノカイナを出来る限り削るなどを理由に特化

 

相棒枠です。構築の軸であるサケブシッポ+エース(トドロクツキ、ウーラオス)が止まってしまう、

・HBオボンテツノカイナ+ランドロス

アローラキュウコン+水ウーラオスやパオジアン

トリックルーム+ガチグマ

の様な並びに対して、場を荒らしてエースを通せる環境を作る為の選出が主となります。またトリルガチグマをミラーコートで切り返すことが出来る為トリルガチグマが見えた際も選出していました。

お相手にハッサムサーフゴーがいない場合は、初手に電磁波無効の地面枠又は電気枠(特にテツノカイナ)を初手に置いてくることが多く、グレイシアを初手に置くと刺さることが多々ありました。

フェアリーテラスタルはパオジアンの悪格闘打点を半減できる点と、テツノカイナへのリーチを伸ばすことを意識して採用しています。

 

②サケブシッポ



調整意図

S:最速イーユイ抜き(眼鏡イーユイに行動保証をつけたい)

HB:陽気ウーラオスのテラス鉢巻水流を87%で耐え
   意地パオジアンの氷柱落としを87%で2耐え

HD:特化控えめイーユイの炎テラスオーバーヒートを14/16で耐える

   臆病イーユイの拘り眼鏡オーバーヒートを12/16で耐える

 

ステロ撒き。

原案より耐久を甘えて素早さラインを上げる事で、テラスを切ってワンパンを狙ってくるポケモンに対して行動保証を付けられるようにしました。

最終日は対策もされ使用する上で考える事も多かったのですが、アンコールを駆使して対策ポケモンも裏で何とかする事が出来る為強かったです。

テラスは殆ど切らなかったのですが、キラフロル意識で鋼でも良かったかもしれません。

 

③炎オーガポン

調整意図

HB:特化ウーラオスのテラス水流連打をほぼ確定耐え

HD:特化ハバタクカミのステラ眼鏡シャドーボールを確定耐え

S:準速ウーラオス+2

A:余り

 

サケブシッポが辛いサーフゴー、ハッサムへの対策枠です。

上記2体の対策枠ですが、実際ステロを撒けているとスタンパのポケモンに対して有利を取りやすく、またメガネハバタクカミのムーンフォースやパオジアンの電気テラバーストの一貫を切る駒としてもよく選出していました。

原案ではHBですが、詰めで使うに当たり準速ウーラオスは抜きたいことと鉢巻悪テラスパオジアンの噛み砕くを受ける機会が無かった為HSベースに変更しました。

強かったです。

 

④トドロクツキ

ミラーやガブリアス意識で準速

 

原案通りのエースです。

サケブシッポで場を整えられた時の制圧は言わずもがな、エナジー発動後の叩きの一貫を雑に押し付けて裏のスイーパーで一掃する動きも強かったです。

 

⑤水ウーラオス



ウーラオスミラー、遅いオーガポン意識で準速

 

原案通りのツキが通しにくい際のエースです。

相手の構築にパオジアン、Aキュウコンミミッキュ、キョジオーンなど露骨にトドロクツキを止めてくるポケモンがいる際に選出していました。

剣舞+神秘の雫+水テラス+水流連打火力が凄くて楽しい(ステロ+全部乗せ水流連打でBを甘えているカイリューを倒せる)のですが、水テラスB振りハバタクカミで止まることや、耐久振りオーガポンか早いオーガポンで技選択が変わってしまう点がネックでした。

 

⑥サーフゴー

最速スケイルショットカイリュー意識で最速

原案通りの対テツノツツミ、キラフロル、キュウコン+鋼(グレイシアが見れない)、その他ギミックが見えた時に選出します。

サーフゴーでトリック→固定された技を見てからトドロクツキでテラスを切るか切らないか判断しながら龍舞する展開が強かったため、役割対象がいなくても選出することが多々ありました。

 

選出

 

スタンパ系統

パオジアン、サーフゴーがいない→+1

パオジアンがいる→+or

サーフゴーがいる→+or

 

スタンパ以外

テツノツツミ、キラフロル→+or(サーフゴーのタイプ相性補完で多め)

ランドロス、テツノカイナ→+or+or

トリルガチグマ→+2

 


重い並び

キラフロル+サーフゴーorハッサム

オーガポンを投げるかサーフゴーを投げるかの選出択が発生する。

 

テツノドクガ+Bを上げる技があるキョジオーン+水オーガポン

両エースが通せない為無理を通す必要がある。サケブシッポが眼鏡ドクガの攻撃を耐えない為辛いです。

 

オオニューラ

サーフゴーを投げないと対応できないが、サーフゴーを投げたところで裏がサーフゴーに強いので後手後手に回りがち。

 

毒菱軸

6体中5体が毒になる為早期決着をつけなければならない。

 

サケブシッポを絶対に許さないポケモンたち

電気テラス龍舞カイリュー、ラムハバタクカミ、電気テラス剣舞パオジアン、こだわりメガネテツノドクガetc...

 

エースが上から叩かれる

鉢巻トドロクツキ、最速オーガポン系統etc...

 

終わりに

2000チャレは4回ありましたが、選出択に負けたり重い並びを引いてしまい落としてしまいました。2000に乗れなかった点は悔しいですが、最終日5000位スタートから諦めずにレートをおよそ200盛れた点や、最終日に対戦数をこなす経験を積めたことは良かったと思います。

来季は構築を作る衝動に駆られたり、使ってみたいポケモンがいればひっそりとします。


ここまで読んでくださりありがとうございました!

 

 

おまけ

今期使用していたグレイシアの型を供養します。

 

・HCオボン欠伸瞑想

 

HD:
オボン込みでテツノツツミのハイドロポンプ×2の瀕死率7%(外し含まない)

臆病252ハバタクカミのムーンフォースをオボン込みで2耐え
→欠伸+フリドラ×3で対面有利 Cダウンはつらい

HB:
特化ウーラオスのパンチグローブドレインパンチを確定耐え

特化カイリューのテラスアイアンヘッドを確定耐え

C:
ステロ+フリーズドライで無振りテツノツツミが確定で落ちる

 

瞑想欠伸ガチグマを模したグレイシア。

フェアリーテラスタル+瞑想により幅広く対処できます。

しかし、サーフゴーをどうにも出来ず、当初サケブシッポと同時選出をする際、サーフゴーがいるだけで投げられずに困ってしまうことを理由に手放すことになりました。(襷グレイシアはミラーコートで誤魔化せる点、ステロが無い状態で選出しても腐りずらい点が違います)

テラバーストを採用するとサーフゴーに打点が持てるのですが、テラスタルをグレイシアに使用すると、

・本命の積みエースにテラスタルを切れずパワーが落ちてしまう

・Sが遅い為、裏のテラスタルに切り返される可能性がある

という理由で非テラスでも動かしやすいみわくのボイス型にしました。

 

・HB溶けない氷

HB:
塩の塩漬けを身代わりが大体耐え
ステロ+陽気エナジー月のアクロバットを確定耐え

C:
溶けない氷冷凍ビーム+ステロ2回分で炎オーガポンが確定
ステロ+溶けない氷冷凍ビーム2回でHBキョジオーンが確定で落ちる
冷凍ビーム+ステロでH振りトドロクツキが落ちる

S:余り

 

最終日まで使用していた型です。

塩軸とアローラキュウコンをステロ込みで崩したり、ステロ+トドロクツキに対するストッパー運用を目的として採用していました。

しかし、

・サケブシッポがステロを撒かせてもらえない展開の時に腐ってしまう

・塩入りが対面選出をしてきた際に腐ってしまう

・トドロクツキには一応強いが同居しているサーフゴーには弱い

ことから手放すことになりました。

ドラゴンテラスタルは、ラス1対炎水オーガポン、ウーラオスの水流連打に耐性をつけ、欠伸で詰める運用を目的として採用していました。しかし、実際は詰めでテラスを切る事は少なく、雨パにテラスを切ってイージーウィンを量産することが多かったです。